CompleteX

リストボックスによる入力補完マクロ

Version 3.2 (2011/11/28)

[古いマクロ] このマクロに相当する機能は秀丸エディタ v7.0 に標準搭載されましたが、作者は今でもプラグインとともにこのマクロを使っています。(2011/10/01)

目次

リファレンス

同梱プラグイン

アップローダ

談話室

スクリーンショット

概要

  • 秀丸エディタ用の入力補完マクロです。 Visual Studio にある インテリセンス (IntelliSense) のようなコード補完機能が秀丸で実現できます。
  • 2種類の補完モードがあります。
    辞書補完モード
    あらかじめ用意した辞書から補完します。 Emacs でいう シンボル展開 (complete-symbol) にあたります。拡張子ごとに辞書を指定できます。
    名前補完モード
    編集中のファイル内で使われている単語を補完します。 Emacs でいう 動的略称展開 (dabbrev-completion) にあたります。
  • プラグインにより機能を拡張できます。2つのプラグインが同梱されています。
    ファイル名補完プラグイン
    ファイル名やフォルダ名を補完します。相対パス、絶対パス、 UNC パスが書けます。
    フォント名補完プラグイン
    システムにインストールされているフォント名を補完します。

ダウンロード

セットアップ

インストール

  1. 32bit 版*1秀丸エディタ ver 8.00 以降*2をお使いですね?
  2. マクロフォルダの位置を確認します。マクロフォルダは秀丸エディタの [その他]-[動作環境]-[パス]-[環境]-[マクロファイル用のフォルダ] で指定されているフォルダです。無指定なら Hidemaru.exe と同じフォルダです。
  3. CompleteX のアーカイブをマクロフォルダに解凍します。必ずディレクトリ構造を保ったまま解凍してください。
  4. [マクロ]-[マクロ登録] で CompleteX.mac を適当な番号に登録します。
  5. [その他]-[キー割り当て] で適当なキーに割り当てます。
  6. 割り当てたキーを押します。
  7. リストボックスが表示されたらインストール完了です。実際に使ってみましょう。〈→使い方

インストール後のファイル構成は次のようになります。(■=フォルダ、□=ファイル)

マクロフォルダ\
│□CompleteX.mac          … 起動マクロ
└■CompleteX\             … ベースフォルダ
 │□config.txt           … 設定ファイル
 │□sample-config.txt    … 設定ファイルのサンプル
 │□sample.dic           … 辞書ファイルのサンプル (PHP 用)
 │□sample.hint          … ヒントファイルのサンプル (PHP 用)
 │□sample-plugin.mac    … プラグインのサンプル
 │□CompleteFont.mac     … フォント名補完プラグイン
 │□CompletePath.mac     … ファイル名補完プラグイン
 │□CompleteWord.mac     … 名前補完プラグイン
 │□CompleteX-Main.mac   … 本体
 ├■system\
 │ □listbox.mac
 │ □sortdic.mac        … 辞書ファイル正規化マクロ
 │ □makedic-php.js     … 辞書作成スクリプト (PHP 用)
 │ □macrodll.dll
 │ □listbox.param
 └■readme\
   □index.html         … このドキュメント
   □reference.html     … リファレンスマニュアル
   □completefont.html  … フォント名補完プラグインのドキュメント
   □completepath.html  … ファイル名補完プラグインのドキュメント
   □completeword.html  … 名前補完プラグインのドキュメント
   □*.png

マクロフォルダ直下の CompleteX フォルダをベースフォルダと呼びます。サンプル以外のファイル名・フォルダ名は変更しないのが無難です。

CompleteWord.mac, CompletePath.mac, CompleteFont.mac も必要に応じてキー割り当てしてください。

アップデート

  1. 新しいアーカイブをマクロフォルダに上書き解凍します。設定ファイルはそのまま引き継がれます。*3

アンインストール

  1. インストール時と同じ方法でキー割り当てを解除します。
  2. 同様にマクロ登録も解除します。
  3. CompleteX.mac およびベースフォルダ以下の全ファイルを削除します。レジストリは使っていません。

*1
このマクロは 32bit 版の macrodll.dll と 32bit 版の hmjre.dll に依存しています。64bit 版の秀丸で動かすには工夫が必要です。参考: h-tom's Warehouse - 秀丸エディタ macro DLL
*2
秀丸エディタ v7.x では CompleteX v3.11 を使ってください。秀丸エディタ v5.x 〜 v6.x では CompleteX v3.08 を使ってください。〈→旧バージョン〉 秀丸エディタ v4.x 以前では CompleteX は使えません。
*3
キー割り当てをカスタマイズしている場合は初期化されます。必要なら事前にバックアップを取ってアップデート後に書き戻すなどしてください。}

使い方

リファレンスマニュアル を参照してください。

お約束

動作環境

ライセンス

配布場所

一次配布場所は Wisteria - 秀丸マクロ - CompleteX です。二次配布は次のところで行われています。

謝辞

CompleteX は偉大なマクロ作者たちの英知を結集して作られたものです。(私の英知はあんまり入ってない)

CompleteX は次のところで紹介されてます。(発見順)

上記の皆さん、ご意見をくださった皆さん、ほか関係する皆さんに深く感謝します。ありがとうございます。

バージョン履歴

Version 3.2 (2011/11/28)
Version 3.11 (2009/09/10)
Version 3.1 (2009/09/04)
Version 3.08 (2009/08/26)
Version 3.07 (2008/07/20)
Version 3.06 (2007/10/19)
Version 3.05 (2007/09/30)
Version 3.04 (2007/02/07)
Version 3.03 (2007/02/04)
Version 3.02 (2006/11/08)
Version 3.02 (2006/11/02)
Version 3.01 (2006/10/23)
Version 3.0 (2006/10/01)
Version 3.0 beta 6 (2006/08/06)
Version 3.0 beta 5 (2006/08/06)
Version 3.0 beta 4 (2006/05/30)
Version 3.0 beta 3 (2006/05/18)
Version 3.0 beta 2 (2006/05/11)
Version 3.0 beta 1 (2006/05/06)

旧バージョン

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