+-----------------------------------------------------------------------------+ | タイトル | Escape Codec Library | |バージョン| Ver.041208 | |ファイル名| ecl.js, TransEscape.html | | 形 式 | HTML4.01 + JavaScript1.3 | | 動作環境 | 上記の形式をサポートするブラウザ | | 動作確認 | InternetExplorer6.0, MozillaFirefox1.0, Netscape7.1, Opera7.53 | |ソフト種別| フリーソフト | |転載の可否| 可 | | 著 作 権 | ヌルコムアーカイブス・デジタル制作室 | | U R L | http://nurucom-archives.hp.infoseek.co.jp/digital/ | +-----------------------------------------------------------------------------+ [説明] ・文字列をすべてのコンピュータで読めるような形式に変換したり、  変換されたものを元の文字列にデコードすることができる関数のライブラリです。 ・ビルトイン関数の escape() , unescape() とは異なり、どの種類のブラウザでも  同じ変換結果が得られます。 ・JISコード変換テーブルを搭載しているので、従来JavaScriptでは実現が  困難であった、Shift_JISコードやEUC-JPコードなどの文字コードとしての  エンコード・デコードも可能となっています。  なお、この変換テーブルは、直接漢字は記述せず、Unicode 番号を圧縮したデータ  をASCIIコードの文字のみで記述しているため、任意の文字コードで使用可能です。 ・動作確認用の入力フォーム TransEscape.html を付属しているので、  すぐに使用することもできます。 [関数の説明] ◆EscapeSJIS(string)  string をShift_JISコードのタイプで escape エンコードした値を返します。  iモードの絵文字領域の文字も扱うことができます。 ◆UnescapeSJIS(escapedString)  Shift_JISコードのタイプで escape エンコードされた escapedString を  元の文字列にデコードした値を返します。 ◆EscapeEUCJP(string)  string をEUC-JPコードのタイプで escape エンコードした値を返します。 ◆UnescapeEUCJP(escapedString)  EUC-JPコードのタイプで escape エンコードされた escapedString を  元の文字列にデコードした値を返します。 ◆EscapeJIS7(string)  string をJISコードのタイプで escape エンコードした値を返します。  半角カタカナも使用可能で、7ビットでエンコードされます。 ◆UnescapeJIS7(escapedString)  JISコードのタイプで escape エンコードされた escapedString を  元の文字列にデコードした値を返します。  7ビットでエンコードされた半角カタカナもデコードすることができます。 ◆EscapeJIS8(string)  string をJISコードのタイプで escape エンコードした値を返します。  半角カタカナは、8ビットでエンコードされます。 ◆UnescapeJIS8(escapedString)  JISコードのタイプで escape エンコードされた escapedString を  元の文字列にデコードした値を返します。  8ビットでエンコードされた半角カタカナもデコードすることができます。 ◆EscapeUnicode(string)  string を Unicode のタイプで escape エンコードした値を返します。  IE4.0以上の escape() と互換性があります。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。 ◆UnescapeUnicode(escapedString)  Unicode のタイプで escape エンコードされた escapedString を  元の文字列にデコードした値を返します。  IE4.0以上の unescape() と互換性があります。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。 ◆EscapeUTF7(string)  string を UTF-7コードのタイプで escape エンコードした値を返します。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。 ◆UnescapeUTF7(escapedString)  UTF-7コードの escapedString を元の文字列にデコードした値を返します。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。 ◆EscapeUTF8(string)  string を UTF-8コードのタイプで escape エンコードした値を返します。  IE5.5 以上で実装されている encodeURI() もしくは encodeURIComponent() とは、  エンコードする文字の範囲が異なるため、同一の値は得られませんが、  同じくIE5.5 以上で実装される decodeURI() , decodeURIComponent()  で問題なくデコードすることができます。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。 ◆UnescapeUTF8(escapedString)  UTF-8コードのタイプで escape エンコードされた escapedString を  元の文字列にデコードした値を返します。  IE5.5 以上で実装されている decodeURI() , decodeURIComponent()  と互換性があります。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。  ◎ビルトイン関数の decodeURI() よりも高速にデコードします(IE6.0で確認) ◆EscapeUTF16LE(string)  string を UTF-16LE(リトルエンディアン)コードのタイプで  escape エンコードした値を返します。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。 ◆UnescapeUTF16LE(escapedString)  UTF-16LE(リトルエンディアン)コードのタイプで escape エンコードされた  escapedString を元の文字列にデコードした値を返します。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。 ◆GetEscapeCodeType(escapedString)  escape エンコードされた escapedString を解析し、  どのコードのタイプかを判定します。  ※半角カタカナのみからなる文字列をエンコードしたものや、   一部分を抜き出したもの、壊れたものなどは、   正確に判定できない場合があります。  ※UTF-7は判定されません。  ※コードのタイプが ASCII の場合、"EUCJP" と判定されます。  ◎ライブラリから切り取って単体で使用することも可能です。  ◎以下のようにすることで、自動判別機能付き Unescape 関数が実現します。 UnescapeAutoDetect=function(str){ return window["Unescape"+GetEscapeCodeType(str)](str) }; ◆JCT11280 【String Object】  JIS規格(JIS X 0208-1997)に取り込まれている文字に加えて、  Windowsで使用できる○付き数字やiモードの絵文字領域の文字  (Shift_JIS および Unicode 系のコードで使用可能)  なども加えた11280文字(未定義領域も含む)が、JISコード順で代入されています。  これを生成する関数は、11280文字分のUnicode 番号を差分圧縮して、  ASCIIコードの文字のみを使って符号化したデータとデコードプログラムからなり、  ファイル読み込み時に実行されて、元の文字を生成するようになっています。  この仕組みにより、11280文字を記述するのに必要なバイト数の半分近くにまで  サイズが縮小され、そして漢字等が直接記述されていないので、  任意の文字コードで使用することが可能となります。  また、