• Wisteria >
• 秀丸マクロ >

RepeatTag.mac

• ダウンロード |
• 概要 |
• 使い方 |
• アルゴリズム |
• 仕様 |
• 制限事項 |
• フィードバック

ダウンロード

• RepeatTag.mac　Version 4.2　(2002/07/26)　4,887バイト
• readme.txt

概要

• HTML を書くとき、直前の要素をもう一度使うためのマクロです。直前に開始タグがあればそれを、終了タグがあればそれと対をなす開始タグをカーソル位置に複写します。

  <IMG src="icon.gif">　 |

  →

  <IMG src="icon.gif">　 <IMG src="icon.gif">|

  <TR><TD>　</TD></TR> |

  →

  <TR><TD>　</TD></TR> <TR>|

  （動作イメージ： 縦線はカーソルを表す）

使い方

• 開始タグを書きたい場所にカーソルを置いてマクロを実行します。

  <BIG>|

  →

  <BIG><BIG>|

• タグ内にカーソルを置いて実行すると、そのタグの後にカーソルを置いて実行したのと同じ結果になります。

  <BI|G>

  →

  <BIG><BIG>|

• 範囲選択中に実行すると、選択範囲を置換します。

  <BIG><EM>

  →

  <BIG><BIG>|

• 範囲選択の始点がタグ内だった場合は上の2つを合わせた動作になります。

  <BIG><EM>

  →

  <BIG><BIG>|

• 開始タグに属性が含まれていた場合に属性を含めてコピーするか否かをあらかじめ設定しておきます。

  <TD align="right">　</TD> |	→	<TD align="right">　</TD> <TD align="right">|		<TD align="right">　</TD> <TD>|
  		属性を含める設定のとき		属性を含めない設定のとき

アルゴリズム

1. カーソル位置から文頭へ向かってタグを検索します。
2. 開始タグにヒットしたら、それを取得します。
   終了タグにヒットしたら、対応する開始タグまでジャンプしてそれを取得します。
3. 元の場所に戻って取得したタグを挿入します。

仕様

• 秀丸エディタ Version 3.08 で動作確認しています。他のバージョンでもたぶん動くでしょう。
• W3C HTML を想定して作っていますが、ほとんどの SGML ／ XML アプリケーションで使えると思います。
• 要素同士は正しくネストしている（入れ子になっている）ことを前提としています。
• コメントは認識しません。コメント内も地の文と同様に扱います。

  <P> <!-- <BR> --> |

  →

  <P> <!-- <BR> --> <BR>|

制限事項

• HTML の規格に準拠していない文書に対する実行結果は保証できません。
• 開始タグのみの省略には対応しません。
• 開始タグの要素名の後は「 」（半角スペース），「/>」，「>」のいずれかでなければなりません。
• 終了タグの要素名の後に「>」以外の文字があってはなりません。
• タグ内の改行は1回までに限られます。

詳しくは CloseTag.mac Version 3.3 の制限事項を参照してください。

XHTML で使用する場合

• 属性を含めてコピーする設定でご使用ください。属性を含めない設定だと簡略終了タグを正しく扱うことができません。

  <img src="mark.png" /> |	→	属性を含める 設定のとき	<img src="mark.png" /> <img src="mark.png" />|	<img src="mark.png" /> <img src="mark.png" />|
  		属性を含めない 設定のとき	<img src="mark.png" /> <img />|	<img src="mark.png" /> <img>|
  			期待される結果	実際の実行結果

フィードバック

バグ報告・提案・質問・ツッコミなどは 談話室 へどうぞ。