Varren
Version 1.04 2008/12/27
[古いマクロ] このマクロの機能は Varren2 へ移行しました。今では作者自身もこのマクロを使っていません。(2011/10/01)
- プログラムソース上の変数名、関数名などの識別子を置換します。もちろん一般の単語も置換できます。
- 「リファクタリングを支援します」なんて言えるほど高精度なものではありません。 Quarta を小型軽量化し、変数名の扱いに特化した機能を加えたものです。
- 識別子検索
- 秀丸の単語検索と異なり、名前文字以外は名前文字に接しててもヒットします。たとえば IO:: を検索すると STDIO:: にはヒットしませんが IO::read にはヒットします。秀丸の単語検索では IO::read にもヒットしませんよね。
- ローカル置換
- 強調行の範囲内のみ全置換できます。関数定義部が「行の強調」になっていれば、ローカル変数の置換が一発でできます。
- リアルタイム強調
- 置換前と置換後の文字列をリアルタイムに強調表示します。置換後のも強調するのは変数名の衝突を予知するためです。
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← 交互に点滅 → |
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- 置換したい変数名の上にカーソルを置いて実行します。または、置換したい部分を範囲選択して実行します。
- 置換後の文字列を入力します。
- ボタンを押します。
- [Global]
- ファイルの先頭から全置換します。
- [Local]
- 強調行の範囲内のみ全置換します。
- [Once]
- カーソル位置のみ置換します。
設定は Varren.mac の冒頭部分に記述します。
- $AnyVar
-
変数名と見なすパターンを正規表現で記述します。この設定は起動時にカーソル位置の変数名を取得するために使われます。
$AnyVar = "[@#$%&*]*[_a-zA-Z0-9]+";
- $NameChar
-
変数名の構成文字を列挙します。この設定は識別子検索のための正規表現を内部的に生成するために使われます。
$NameChar = "@#$%&*_abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ0123456789";
- #ShowDlg
-
メッセージの表示先を指定します。
#ShowDlg = no; // yes: ダイアログに表示 no: ステータスバーに表示
動作環境
- 秀丸エディタ v6.00 以降 + HMJRE.DLL + 田楽(でんがく) DLL v2.80 以降で動作するはずです。
- 秀丸エディタ v7.10β9 + HMJRE.DLL v1.92 + 田楽(でんがく) DLL v2.98 で動作確認しました。
- JRE32.DLL では使えません。
ライセンス
- このマクロはフリーウェアです。自由に利用、改変、再配布することができます。
- 作者はこのマクロに関する一切の責任を持ちません。
- 改変したものを公に再配布するときは次のことを明記してください。
- 改変したものである旨(できれば改変内容も)
- 改変元の名称、バージョン、一次配布場所
配布場所
一次配布場所は Wisteria - 秀丸マクロ - Varren です。二次配布は次のところで行われています
- Version 1.04 (2008/12/27)
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- Version 1.03 (2008/10/19)
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- 折りたたみ/部分編集を維持
- メッセージをステータスバーに表示
- 秀丸エディタ v6.5 以前では使えなくなりました
- Version 1.01 (2008/08/18)
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- 動作環境の [検索での表示] が [点滅表示] のときカーソル位置の変数名が取得できないバグ修正
- 秀丸エディタ v5.x 以前では使えなくなりました
- Version 1.0 (2006/02/05)
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