Varren3
Version 3.1 2013/09/07
- カーソル位置の単語のすべての出現箇所を同時に編集します。置換ダイアログを開くことなく、変数名などを素早く一括変更できます。
- ついでに単語の強調と検索もできます。このマクロ 1 本でソースコードの修正作業がなまら捗ります。
- 「単語」と見なす文字列のパターンと検索範囲 (スコープ) をファイルタイプに応じて自動的に変えることができます。
- 旧バージョン (Varren2) に比べて動作が劇的に軽くなりました。
- 秀丸エディタ ver 8.30 以降をお使いですね?
- マクロフォルダの位置を確認します。マクロフォルダは秀丸の [その他]-[動作環境]-[パス]-[環境]-[マクロファイル用のフォルダ] で指定されているフォルダです。無指定なら Hidemaru.exe と同じフォルダです。
- ダウンロードしたアーカイブをマクロフォルダに解凍します。
- [マクロ]-[マクロ登録] で Varren3.mac を適当な番号に登録します。
- [その他]-[キー割り当て] で適当なキーに割り当てます。
インストール後のファイル構成は次のようになります。
■マクロフォルダ\
│・Varren3.mac … 起動マクロ
└■Varren3\
・Varren3-Main.mac … 本体マクロ
・detect.mac.mac … 検出マクロ (サンプル: 秀丸マクロ用)
・readme.html … このドキュメント
- インストール時と同じ方法でキー割り当てを解除します。
- 同様にマクロ登録も解除します。
- Varren3.mac と Varren3 フォルダを削除します。レジストリは使っていません。
- 単語上にカーソルを置いて Varren3.mac を実行します。カーソル位置にあるのと同じ単語がすべて強調表示されます。
- 単語を編集するなり検索するなり、好きなようにします。キー操作は下表のとおりです。
- [Enter] または [Esc] を押して終了します。
文字キー | 文字として入力 |
[Backspace] Ctrl+[ H ] | 左1文字削除 |
Ctrl+[Backspace] Ctrl+[ D ] | 右1文字削除 (Delete キー相当) |
[←]/[→] | 左へ/右へ (Shift+ で範囲選択) |
Ctrl+[←]/Ctrl+[→] | 左端へ/右端へ (Shift+ で範囲選択) |
[↑]/[↓] | 前の出現箇所へ/次の出現箇所へ |
Ctrl+[↑]/Ctrl+[↓] | 最初の出現箇所へ/最後の出現箇所へ |
Ctrl+[Enter] Ctrl+[ J ] | 元の位置へ |
[Enter] Ctrl+[ M ] | 元の位置で終了 |
[Esc] | 今の位置で終了 |
[Tab] Ctrl+[ I ] | 単語補完 |
Ctrl+[ A ] | 単語全体を選択 |
Ctrl+[ X ] | カット |
Ctrl+[ C ] | コピー |
Ctrl+[ V ] | ペースト |
Ctrl+[ R ] | 文字入力ウィンドウ |
ヒント
- 日本語を書くには Ctrl+[ R ] を押して文字入力ウィンドウを開きます。
注意
- 文字入力ウィンドウ以外では IME 経由で文字入力しないでください。やればできてしまいますが、おかしなことが起こります。
- 表示色
- Varren3\Varren3-Main.mac の冒頭をいじってカスタマイズできます。
Varren3-Main.mac
// 文字色 (0xBBGGRR)
#TextColor = 0x000000;
// 背景色 (0xBBGGRR)
#BackColor = 0xCC66FF;
- スコープの自動検出
- 「単語」と見なす文字列のパターンと検索範囲 (スコープ) をカスタマイズするには、ファイルタイプ別の検出マクロを作ります。検出マクロは detect.(拡張子).mac という名前で Varren3-Main.mac と同じフォルダに置きます。サンプルとして秀丸マクロのソースコード用の検出マクロ detect.mac.mac が同梱されていますので、適当に改造してください。詳しい説明はサンプルマクロ内に書いてあります。
動作環境
- 秀丸エディタ v8.30β34 以降で動作するはずです。
- 秀丸エディタ v8.32 で動作確認しました。
ライセンス
- このマクロはフリーウェアです。自由に利用、改変、再配布することができます。
- 改変したものを公に再配布するときは次のことを明記してください。
- 改変したものである旨 (できれば改変内容も)
- 改変元の名称、バージョン、一次配布場所
配布場所
一次配布場所は Wisteria - 秀丸マクロ - Varren3 です。二次配布は次のところで行われています。
- Version 3.1 (2013/09/07)
- 単語の一部を範囲選択して実行したとき、選択範囲を保つようにした
- 検出マクロの仕様変更。単語を検索バッファに入れて返す (検出マクロを自作・改造してる人は修正が必要です)
- Version 3.0 (2013/04/07)
- Varren2 変数名変更 Version 2.01 (2011/10/12)
- Varren 変数名変更 Version 1.04 (2008/12/27)
- Varlook 変数名強調 Version 1.04 (2008/12/27)
検出マクロの提供、バグ報告、提案、ツッコミなどは 談話室 へどうぞ。