CompleteTag + CompleteCSS

HTML タグ補完マクロ + CSS 補完マクロ (CompleteX 用プラグイン)

Version 3.1 2009/09/04

目次

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概要

補完できるもの

HTML タグ

XHTML 1.1, XHTML 1.0 (Strict/Transitional/Frameset), HTML 4.01 (Strict/Transitional/Frameset) に対応しています。

要素名
祖先要素を解析し、カーソル位置に現れうる子要素と終了タグを候補に出します。
要素名
属性名
その要素が持つ属性名を補完します。
属性名
属性値
択一式の属性値を補完します。
属性値
クラス名
外部 CSS ファイルを解析し、要素名に対して可能なクラス名を候補に出します。
クラス名
相対パス
ファイル名を書くべき場所ではローカルの相対パスを入力できます。
相対パス
ID・アンカー名
リンク先 HTML ファイルを解析し、定義されている ID ・アンカー名を補完します。
ID・アンカー名
HTML で定義されている色名と、ファイル内で使われている色番号が候補になります。コモンダイアログから色を選ぶこともできます。
色
画像サイズ
Susie田楽 DLL がインストールされていれば画像サイズが自動入力されます。
画像サイズ
DOCTYPE 宣言
ファイル先頭で実行するとドキュメントタイプ宣言を入力できます。
DOCTYPE 宣言
埋め込みスタイル
スタイルシートの文脈ではスタイルシートを補完します。
埋め込みスタイル
インラインスタイル
インラインスタイル
埋め込みスクリプト
インラインスクリプト
スクリプトの文脈では言語ごとの設定が適用されます。各スクリプト言語用の辞書やプラグインを別途用意すればスクリプトも補完できます。

スタイルシート

@ルール
@charset, @import, @media, @page を補完します。
@ルール
要素名
HTML 4.01 Transitional で定義されている要素名が候補になります。
要素名
擬似要素・擬似クラス
擬似要素・擬似クラス
プロパティ名
プロパティ名
プロパティ値
プロパティ値
相対パス
相対パス
フォント名
システムにインストールされているフォント名が候補になります。
フォント名
CSS で定義されている色名と、ファイル内で使われている色番号が候補になります。コモンダイアログから色を選ぶこともできます。
!important 宣言

セットアップ

  1. 秀丸エディタ ver 7.00 以降と CompleteX v3.04 以降をお使いですね?*1
  2. Susie田楽 DLL もインストールしておくと便利です。(必須ではありません)
  3. ダウンロードしたアーカイブを CompleteX のベースフォルダに解凍します。ファイル構成は次のようになります。(■=フォルダ、□=ファイル)
    マクロフォルダ\
    │
    └─■CompleteX\            …ベースフォルダ
      │□CompleteTag.mac     …タグ補完プラグイン
      │□CompleteCSS.mac     …スタイルシート補完プラグイン
      │
      ├■CompleteTag\        … HTML 用辞書フォルダ
      │ □html401-frameset.dic
      │ :
      │
      └■CompleteCSS\        … CSS 用辞書フォルダ
        □css21.dic
    
  4. CompleteX の設定でプラグインとして CompleteTag.mac と CompleteCSS.mac を指定します。
    config.txt 記述例
    [htmlfile]
    plugin=CompleteTag.mac
    path.separator=/
    tag.img.src.path.filter=*.jpg;*.png;*.gif
    [.htm]
    @=htmlfile
    [.html]
    @=htmlfile
    
    [.css]
    plugin=CompleteCSS.mac
    path.separator=/
    

*1
秀丸エディタ v5.x 〜 v6.x では CompleteTag + CompleteCSS v3.07 を使ってください。〈→旧バージョン〉 秀丸エディタ v4.x 以前では CompleteTag + CompleteCSS は使えません。

使い方

設定

設定は CompleteX の設定ファイル config.txt に追記します。〈→CompleteX リファレンス:設定ファイルの書き方

CompleteTag

tag.dic
DOCTYPE 宣言がない場合に使う辞書ファイルを指定します。(デフォルト = CompleteTag\html401-transitional.dic)
tag.dic=CompleteTag\ie55.dic
辞書ファイルは CompleteTag フォルダに入っています。
tag.enclose
終了タグ自動補完後のカーソル位置を指定します。(デフォルト = inside)
tag.enclose=inside       …終了タグ自動補完後、カーソルを開始タグと終了タグの間へ移動します。
                           実行前に範囲選択していた場合は開始タグと終了タグの間を範囲選択します。
tag.enclose=outside      …終了タグ自動補完後、カーソルを終了タグの後へ移動します。
tag.ignore
高速化オプションを指定します。(デフォルト = なし)
tag.ignore=context      …文脈解析を省略します。
文脈解析を省略すると次の副作用があります。
tag.imgsize
IMG 要素の src 属性値を確定した後、画像サイズを自動的に挿入/更新するかどうか指定します。(デフォルト = auto)
tag.imgsize=auto      …画像サイズを挿入/更新します。
tag.imgsize=ask       …画像サイズを挿入/更新するかどうか問い合わせます。
tag.imgsize=keep      …画像サイズを挿入/更新しません。
tag.script.language
スクリプトの文脈で適用する設定セクション名を指定します。 language にはスクリプト言語の MIME タイプか SCRIPT 要素の language 属性値をそのまま書きます。
[htmlfile]
tag.script.text/javascript=jsfile
tag.script.text/tcl=tclfile
tag.script.vbscript=vbsfile

[jsfile]
; jsfile の設定

[tclfile]
; tclfile の設定

[vbsfile]
; vbsfile の設定
上のように設定すると、下のような動作になります。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
<HTML>
<HEAD>
    <TITLE>A document with SCRIPT</TITLE>
    <META http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">
</HEAD>
<BODY>
    <FORM>
        <INPUT onblur="// ここでは jsfile の設定に従う">
    </FORM>
    <SCRIPT type="text/tcl">
        # ここでは tclfile の設定に従う
    </SCRIPT>
    <SCRIPT language="vbscript">
        ' ここでは vbsfile の設定に従う
    </SCRIPT>
</BODY>
</HTML>
tag.spidir
Susie プラグインのあるフォルダを指定します。(デフォルト = Susie のレジストリから取得)
tag.spidir=folderpath
フォルダ名の後に「\」を付けないでください。 Susie がインストールされている場合は Susie のレジストリから取得するので tag.spidir= を指定する必要はありません。指定した場合は tag.spidir= の値が優先されます。
tag.upcase
タグの中で大文字にする部分を指定します。カンマ区切りで複数指定できます。
tag.upcase=element,attribute,value      …要素名、属性名、属性値をそれぞれ大文字にします。
tag.要素名.属性名.path.filter
ファイル名補完で候補に挙げるファイル名をワイルドカードで指定します。セミコロン区切りで複数指定できます。(デフォルト = *)
tag.img.src.path.filter=*.jpg;*.png;*.gif      …<IMG src=""> の補完では jpg, png, gif を候補に挙げる
path.mapping
仮想パスを定義します。(デフォルト = なし)
path.mapping=<仮想パス1>実体パス1<仮想パス2>実体パス2...
たとえば path.mapping=<http://www18.big.or.jp/~fujiwara/>C:\My Documents\サイトデータ\ と指定しておくと、 http://www18.big.or.jp/~fujiwara/C:\My Documents\サイトデータ\ を同一視して補完できます。マッチングは先頭一致で行われ、最初にマッチしたものが有効です。

CompleteCSS

css.upcase
大文字にする部分を指定します。
css.upcase=element      …セレクタの要素名を大文字にします。

ヒント

お約束

動作環境

ライセンス

配布場所

一次配布場所は Wisteria - 秀丸マクロ - CompleteTag + CompleteCSS です。二次配布は次のところで行われています。

謝辞

バージョン履歴

Version 3.1 (2009/09/04)
Version 3.07 (2009/09/03)
Version 3.06 (2007/02/07)
Version 3.05 (2007/02/04)
Version 3.04 (2006/11/08)
Version 3.03 (2006/11/02)
Version 3.02 (2006/10/28)
Version 3.01 (2006/10/23)
Version 3.0 (2006/10/01)
Version 3.0 beta 2 (2006/08/05)
Version 3.0 beta 1 (2006/06/21)
Version 3.0 beta 1 (2006/06/18)
Version 1.03 (2006/02/03)
Version 1.02 (2006/01/14)
Version 1.01 (2005/12/03)
Version 1.0 (2005/11/28)
Version 1.0 beta 17 (2005/11/27)
Version 1.0 beta 16 (2005/11/03)
Version 1.0 beta 15 (2005/08/29)
Version 1.0 beta 14 (2005/08/10)
Version 1.0 beta 13 (2005/07/14)
Version 1.0 beta 12 (2005/07/14)
Version 1.0 beta 11 (2005/07/10)
Version 1.0 beta 10 (2005/07/10)
Version 1.0 beta 9 (2005/07/10)
Version 1.0 beta 8 (2005/01/14)
Version 1.0 beta 7 (2004/12/09)
Version 1.0 beta 6 (2004/10/03)
Version 1.0 beta 5 (2004/09/26)
Version 1.0 beta 4 (2004/09/19)
Version 1.0 beta 3 (2004/09/18)
Version 1.0 beta 2 (2004/03/31)
Version 1.0 beta 1 (2004/03/08)

旧バージョン

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