Escapers2
エスケープ/エンコード/URL 短縮/文字種変換ダイアログ
Version 2.21 2011/10/18
目次
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- プログラミングに役立つ文字列変換系のマクロを寄せ集めました。次のことができます。
- リテラル
- 区切り文字とメタ文字をエスケープ/アンエスケープ
- Unicode のエスケープシーケンスに変換/逆変換 (native2ascii/ascii2native 相当)
- Shift_JIS のエスケープシーケンスに変換/逆変換
- Shift_JIS のダメ文字をエスケープ/アンエスケープ
- HTML/XML
- URL
- URL エンコード/デコード
- 短縮 URL 作成/復元 (goo.gl/bit.ly/j.mp/is.gd/v.gd)
- 文字種
- ひらがな←→カタカナ
- 半角カナ←→カタカナ
- 英数記号を半角に/全角に
- 大文字←→小文字
- 単語の先頭を大文字に
- タブ←→スペース
- 数値
- 基数変換 (2 進 〜 36 進)
- 数式計算 (Google 電卓)
- BOX 選択に対応しています。
- 実際の変換処理は JScript で記述されているので、必要に応じてカスタマイズできます。
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- 秀丸エディタ ver 8.00 以降と Windows XP 以降をお使いですね?
- マクロフォルダの位置を確認します。マクロフォルダは秀丸の [その他]-[動作環境]-[パス]-[環境]-[マクロファイル用のフォルダ] で指定されているフォルダです。無指定なら Hidemaru.exe と同じフォルダです。
- 田楽 (でんがく) DLL v3.20 以降をインストールしてください。DengakuDLL.dll を Hidemaru.exe と同じフォルダまたはマクロフォルダに置けばいいです。
- ダウンロードしたアーカイブをマクロフォルダに解凍します。
- [マクロ]-[マクロ登録] で Escapers2.mac を適当な番号に登録します。
- [その他]-[キー割り当て] で適当なキーに割り当てます。
インストール後のファイル構成は次のようになります。履歴ファイルは初回終了時に自動生成されます。
■マクロフォルダ\
│・Escapers2.mac … 起動マクロ
└■Escapers2\
・Escapers2-Dialog.mac … 本体マクロ
・user=ユーザ名.hst … 履歴ファイル
・*.ent … 文字セット定義ファイル (実体参照)
・*.enum … 文字セット定義ファイル (Unicode/Shift_JIS/文字参照)
・*.js … 変換スクリプト
・*.wsf … 変換スクリプト
・readme.html … このドキュメント
・reference.html … リファレンスマニュアル
・ecl.txt … URL エンコードの符号化方式の説明
- インストール時と同じ方法でキー割り当てを解除します。
- 同様にマクロ登録も解除します。
- Escapers2.mac と Escapers2 フォルダを削除します。レジストリは使っていません。
- 変換したい文字列を範囲選択して Escapers2.mac を実行します。
- 範囲選択しないで Escapers2.mac を実行するとクリップボードの文字列が自動的に貼り付けられます。
- BOX 選択したときは選択範囲内の各行がそれぞれ変換されます。
- 選択範囲をクリップボードの文字列で置き換えたいときは [貼り付け] ボタンを押します。
- 変換したい文字列が範囲選択された状態で、ダイアログのボタンを押して変換を行います。
- 続けてボタンを押すことで、同じ文字列に対して複数の変換を重ねることができます。
- [元に戻す] ボタンを押すと前の状態に戻ります。
- 終わったら [閉じる] ボタンを押します。
- [1回で閉じる] チェックボックスを ON にすると [閉じる] ボタンを押さなくても閉じるようになります。
PHP のソースコードに正規表現として「http://example.com/x.cgi?a=b*c」をクリップボードから貼り付けたいときは…
- 貼り付けたい位置にカーソルを置く
- Escapers2.mac を実行する
- [リテラル1] タブを選択する
- 文字列の [囲む] チェックボックスと正規表現の [囲む] チェックボックスをそれぞれ ON にする
- スラッシュのエスケープボタン を押す
- ダブルクォートのエスケープボタン を押す
- [閉じる] を押す
リファレンス を参照してください。
似たようなマクロはいろいろあります。目的に合ったものを使いましょう。(2008/12/27 現在)
「他にもあった」「更新された」など、気づいた点があれば教えてください。〈→談話室〉
動作環境
ライセンス
- このマクロはフリーウェアです。自由に利用、改変、再配布することができます。
- 改変したものを公に再配布するときは次のことを明記してください。
- 改変したものである旨 (できれば改変内容も)
- 改変元の名称、バージョン、一次配布場所
配布場所
一次配布場所は Wisteria - 秀丸マクロ - Escapers2 です。二次配布は次のところで行われています。
謝辞
Escape Codec Library の作者 ヌルコムアーカイブス・デジタル制作室 さん。
- Shift_JIS や EUC-JP のエンコード/デコードを JScript で実現するために ecl.js を同梱させていただきました。ありがとうございました。
秀丸パイプ の作者 藤本正人 さん。
- 以前のバージョンで、JScript とのインターフェイスに秀丸パイプを利用していました。これを実現するため、マクロから変換モジュールとして呼び出すための機能と Unicode 対応のための機能を追加していただきました。ありがとうございました。
実装可能と思われる機能 (実装しますとは言ってない):
- 翻訳 (Xlators を統合)
- 音写 (かな←→ローマ字、かな←→ハングル)
- 用字正規化 (英字は半角に、カナは全角に)
- 和英間スペース
- キャメルケース←→アンダースコア区切り
- ソースコード整形 (Artistic Style を呼び出す?)
- 言語別設定プリセットで一発切り替え
| シングルクォート | ダブルクォート | コマンドクォート | 正規表現クォート | 空白区切り配列 | 変数展開 |
Ruby | '...' %q!...! | "..." %Q!...! | `...` %x!...! | /.../ %r!...! | %w!...! | # |
Perl | '...' q/.../ | "..." qq/.../ | `...` qx/.../ | /.../ qr/.../ | qw/.../ | $@ |
Python | '...' | "..." | `...` | r"..." | (なし) | (なし) |
PHP | '...' | "..." | `...` | "/.../" | (なし) | $ |
- Version 2.21 (2011/10/18)
- [Google 電卓] を高速安定化 (Google Suggest API を使う)
- Version 2.2 (2011/09/27)
- [エスケープ] [アンエスケープ] を全面的に作り直し、[リテラル1] [リテラル2] [リテラル3] に変更
- [短縮 URL] を追加
- その他、細かい修正多数
- ドキュメントを全面的に書き直し、リファレンスを別ページに分割
- Version 2.1 beta 1 (2009/09/27)
- 文字セットを外部ファイルで定義し、チェックリストで選べるようにする
- [URL エンコード] でエンコーディング方式を選べるようにする
- Version 2.06 (2009/09/11)
- [Google 電卓] を追加、[Excite 翻訳]を削除
- Version 2.05 (2009/08/20)
- Version 2.04 (2009/07/18)
- Version 2.03 (2009/01/15)
- Version 2.02 (2009/01/14)
- Unicode 対応
- HmPipe.hmf v1.02 同梱
- Version 2.01 (2008/12/30)
- BOX 選択で行数が変わっても選択範囲が追従するように修正
- Version 2.0 (2008/12/27)
変換スクリプトの提供、バグ報告、提案、ツッコミなどは 談話室 へどうぞ。