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簡易ランチャで一発起動

猫まねきには「簡易ランチャ」と銘打った最強最速のランチャーが備わっています。これを使えばどんなコマンドも1ストロークで実行可能。これ最速。議論の余地はありません。

2002/11/12 初版
2002/11/15 更新

Alt+文字キー→アプリ起動

みなさん、ランチャーは何を使っていますか? スタートメニュー、基本ですね。 Moonlight 、大いに結構。でもちょっと待ってください。頻繁に使うツールを起動するのにも、スタートメニューは最低2〜4ストローク※1、 Moonlight は(コマンド名にもよりますが)3〜5ストロークは必要です。あなたはそんなにキーを打ちたいですか?

私は猫まねきの簡易ランチャ機能を使って Alt+文字キー をよく使うアプリの実行に割り当てています。普段使うアプリやフォルダはすべて1ストロークで開きます。 Moonlight にケンカを売るつもりはありませんが、これを最速と呼ぶことに議論の余地はないでしょう。※2

簡易ランチャのキー割り当て (Alt+)

いつものフォルダも一発オープン

キー割り当てはその時期の仕事内容によって変わりますが、だいたい上図のような感じです。ここで重要なのは右側の記号キー群。たとえば

explorer.exe /n, /e, "E:\My Documents"

のように、よく使うフォルダをエクスプローラでいきなり開きます。これで目的地に一番近いフォルダを開き、そこから普通に(サブフォルダの名前をタイプして)ツリーをたどっていくのが私のスタイルです。

なぜ Alt か?

アクセラレータキーを殺す?

Windows では Alt+文字キー をアクセラレータキーとして使います。メニューやダイアログをキーボードで操作するのに有効です。 Alt+文字キー を簡易ランチャに割り当てたら、これらのアクセラレータキーは使えなくなってしまうのでしょうか。

文字キーの数で足りるの?

26個あれば日常使うアプリは網羅できます。それほど使わないものは普通にスタートメニューから起動します。

ワープロのようにドキュメントを扱うアプリは、基本的にエクスプローラから関連づけで起動します。単体で起動することはほとんどありません。

そんなに覚えられないよ!

そういう人はボタン型ランチャを使えばいいです。(笑)

まぁ自分で設定したものは忘れませんけどね。アルファベットからソフトの名前が連想できるようにしてますし。

ランチャを超えてどこまでも

小さなコマンドラインツールやバッチファイル(コマンドスクリプト)を組み合わせれば、簡易ランチャはランチャを超えた働きをします。たとえば私は eject.exe と CDOpener を使って [F9], [F10], [F11] → スマートメディア取り出し, DVD-ROM ドライブ開閉, CD-RW ドライブ開閉 としています(explorer.exe にフォーカスがあるときだけ)。

ショートカットのショートカット

猫まねきに出会う前は、ショートカット(.lnk ファイル)のショートカットキーに Ctrl+Alt+文字キー を割り当てて使ってました。でも設定が1個ずつだから管理が面倒なうえ、どんな状況でも働くわけじゃなかったりして使いにくかったです。猫まねきはドライバレベルでフックをかけるので何でも好きなキーを設定でき、この点でも最強と言えます。


※1
スタートメニュー … 下の例だと [Win]-[ O ]-[ M ]-[ L ] の4ストロークで Lilith が起動できます。フォルダ名の先頭を一意な英数字にしておけば、スタートメニューもそれなりに使い物になります。
[スタートメニュー]-[オンライン ソフト (&O)]-[M マルチメディア]-[Lilith]
※2
最速と呼ぶことに議論の余地はない … ホットキーがたくさん付いた「インターネットキーボード」の類となら勝負になります。なにしろ相手は1キーですから。しかし「互換性を重視し、一般的なハードウェアを使う」という基本方針に反するため、この手のハードウェアはこれ以上相手にしません。