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やつがしら v1

ローマ字入力を使いやすくするための新しいキー配列案。 AZIK に限界を感じた私がその次に目指すもの。

2003/02/07 初版
2003/05/19 凍結
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やつがしら v1 基本配列

コンセプト

*1
母音は1ストロークです。その他、例外的に3ストロークの外来音があります。
*2
名前はこちらの投稿で明かされています。余談ですが、私も Ruby 使いのはしくれとして、まつもとさんと同じ境地?に到達できたことをうれしく思います。
*3
近接する複数のキーを、片手の複数の指を使って立て続けに打つこと。「タタッ」って感じで。
*4
リズムが乱れる原因になるため、あえて採用しませんでした。

ダウンロード

仕様

Version 1.2 (2003/02/18)

やつがしら 全配列
 aiueoyayuyoyeanun
キーHKJ;LUIOPNM
清音       
KD きゃきゅきょ かんくん
SS しゃしゅしょシェさんすん
TF ちゃちゅちょチェたん 
NA にゃにゅにょ なんぬん
HG ひゃひゅひょ はんふん
MW みゃみゅみょ まんみん
LE りゃりゅりょ らんるん
WR ウィ ウェ    わん 
FB ファフィフェフォフャフュフョ ファンフン
濁音 GX ぎゃぎゅぎょ がんぐん
ZZ じゃじゅじょジェざんずん
DC ぢゃぢゅぢょヂェだん 
BV びゃびゅびょ ばんぶん
PT ぴゃぴゅぴょ ぱんぷん
VQ ヴァヴィヴェヴォヴャヴュヴョ ヴァンヴン
小文字 M
外来音
その他
TFM  ティトゥ   テュ 
DCM  ディドゥ   デュ 
WWM   ウォ   
撥音 NN
促音 :

先行研究

扉ページ にまとめました。

本仕様の策定にあたっては多くの先行研究を参考にさせていただきました。結果として先行仕様と似通った部分もありますが、いちおう本仕様は独自考案であることを主張しておきます。

開発日記

2002/06/10

ローマ字一考

2003/02/04

2年間使い続けた AZIK5 からの脱却を画策中。

理由:

計画:

2003/02/04

風呂でつらつらと考えたこと:

2003/02/05

DvorakJP の文字頻度表を組み替えて、や行を母音と見なしたときの頻度表を作ってみた。
元データには kakasi の癖が含まれてるから鵜呑みにはできないんだけれども。

 aiueoyayuyo合計
  16726653509569610805273101115 
K 35182386256311692456128934812541
S 1067457116111414110118441849610862
T 30751240141124993227547216311741
N 27243062223674022042110240
H 249354155427253120644457
M 1307784349904166901585036
L 15631804237630454976192349544
W 2445   1919   4364
G 200845115538926883593341
Z 1961523186284127381702772801
D 1244010218067590003911
B 53035831727317192231683
P 802810337135015389
合計 239222340114844131551796284011412793

2003/02/05

だいたい固まったかなー。こんな感じで。

ローマ字マップ Phase7 (案)

これでほとんど全ての読みが「1音節=2ストローク」のリズムで入力できる…はず。

2003/02/06

実装完了。この文章も新しいローマ字で書いてます。

ローマ字マップ Phase7

変更点:

罠:

さて、これからレポート5本を新しいローマ字で書くのが吉と出るか凶と出るか。(汗)

2003/02/06

1日使ってみた感じ:

それを踏まえて見直し:

ローマ字マップ Phase7a

2003/02/07

よし、これでしばらく使ってみよう。

世の中には八ツ頭が何かを知らない人もいるらしいが…。

2003/02/08

2003/02/10

ローマ字マップ Phase7b

2003/02/10

自分の書いた文章を母集団として頻度解析をしてみたいなぁ。

2003/02/18

レポート6本中5本はあんまり期限が切迫したもんだから QWERTY で書いてしまった。(^^;

どうやら左手は上下方向に、右手は左右方向に忙しいレイアウトのようだ。

やつがしら 1.2

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